うさぎにトマトをあたえていい？理由と注意点　NGじゃないけどオススメはしない

うさぎにはあたえてよいもの、悪いものがあるということをご存知でしょうか。そんな中でも、トマトがどちらに属するのか、わからないというかたも多いと思います。ここではうさぎにトマトをあたえてもよいのかということを徹底解説します。正しいエサやりを知って、あなたのうさぎの健康を守りましょう。

うさぎにトマトをあたえていい？

音声あり

うさぎにトマトをあたえていいかという問題には、実のところ賛否があります。

あたえてはいけないわけではありませんが、あたえていいとするにはいくつかの問題点があります。

「絶対にNGではないが、おすすめはしない」と覚えておくとよいでしょう。

トマトにはリコピンという栄養素が多く含まれていますが、同時にシュウ酸も多く含まれています。

シュウ酸を摂りすぎると、尿石症という病気になりやすくなります。

そのため、トマトをあたえるという場合にはほんの少しの量だけを食べさせるようにしましょう。

うさぎにトマトをあたえるのをおすすめしない理由として、葉や茎に若干の毒性を含んでいる点があります。

葉や茎部分にはトマチンという毒素が含まれており、食用には適しておりません。

しかし、赤い実の部分にはほとんど含まれていないので、ご安心ください。

また、トマトは水分が多く含まれている野菜です。

うさぎが水分の多い野菜を摂りすぎると、下痢になるリスクが高まります。

トマトは「赤い実の部分をほんの少しのみあたえる」ようにしましょう。

お店で手に入る、うさぎにあたえてもよい野菜には以下のような種類があります。

また、あたえてもよいものの注意が必要な野菜は以下のとおりになります。

うさぎにあたえないほうがいい野菜は以下のとおりになります。

どれも中毒を起こす、体調を崩すもとになるものなので、絶対にあたえないようにしましょう。

今回はうさぎにあたえていいもの、よくないものについてご紹介していきました。

重要なポイントは以下のとおりです。

うさぎにあたえるエサの選択肢は多くありますが、食べものごとに必ず向き不向きというものがあります。

うさぎの健康を守るためにも、正しい知識をもって、計画的なエサやりをしていきましょう。