うさぎの仰向けは超キケン!固まるので無理やりはNG、正しい抱っこの知識を覚えよう

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うさぎ 仰向け
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さぎが仰向けになる姿、とてもかわいいため勘違いされやすいのですが……実はうさぎの体に危険がともなう姿勢ということは知っていますか? ここでは気絶をともなう仰向けの危険性についてご紹介。

さらに、うさぎの抱っこの正しいやりかたや要注意な仕草、「不動化反射」(ふどうかはんしゃ)という言葉についても徹底解説します。この記事を読んで、さらにうさぎにやさしい飼い主さんを目指しましょう。

うさぎの仰向け動画

Youtubeなどの各種動画サイトでは、うさぎが仰向けになる姿の動画が多く投稿されています。例えば、以下のような動画です。

音声あり

いざというときのため抱っこ、自然に寝転がったらこうなった、わざと仰向けをとらせている……など動画によってコンセプトはさまざま。

しかし、この仰向けの体制はあまりおすすめできない、むしろうさぎにとって危険な行為なのです。

以下ではその理由などについて解説していきます。

 

うさぎの仰向けが危険な理由

うさぎ仰向け

うさぎの仰向けが危険といわれる理由は、うさぎの骨の仕組みにあります。

うさぎの骨、とくに背骨はとてももろいです。強めの刺激が加わると折れてしまいますし、背骨が折れてしまうと死に至ってしまいます。

また、うさぎの骨の構造もポイントです。うさぎの背中は常に曲がっており、アーチ状になっています。

仰向けになるとこのアーチ状の形が崩れ、まっすぐになってしまいます。

人間の背骨と違い、うさぎの背骨はまっすぐであることが「無理な姿勢」なのです。

そのため、仰向けの姿勢をとらせると背骨に負担がかかり、骨折の危険性が高まるため、危険といわれているのです。

また負担がかかるのは背骨だけでなく、内臓を痛めてしまう可能性もあります。そして負担がかかることによって、うさぎはストレスをもかかえます。ストレスが強すぎるとパニックになり、そのまま気絶してしまうことも珍しくありません。

このように、仰向けはうさぎの体に、時に心に強い負担をあたえるのです。

 

不動化反射とは

不動化反射(ふどうかはんしゃ)」とは、一見難しい言葉に思えるかもしれませんが、平たく言うと「仰向けの姿勢をとらせること、またそれによって起こること」そのものをいいます。

具体的には「仰向けなどの普段しない姿勢をとらせることで、バランスがとれなくなり、反射的に動かなくなること」。うさぎだけでなく、カエルやニワトリ、モルモットにもみられる現象だといいます。

この習性があるため、うさぎは仰向けにされると眠った、または気絶したように動けなくなるというわけです。

出典:jstage

 

うさぎが自分から仰向けになることはある?

仰向けはうさぎにとって好ましくない姿勢ではありますが、実はうさぎが自分から仰向けになることもありえます

くわしくはわかっていませんが、基本的にリラックスしている状態なのだろうと考えられています。

しかし、体に負担をあたえるのは事実。もしこのような行動が見られた場合には、その後の様子を注意深く観察する必要があるでしょう。

転がってからすぐに起き上がるようなら問題はありません。あまりにひんぱんに仰向けになる場合、また仰向けの状態を長く続けている場合には注意が必要。

元の体勢に戻したうえで、うさぎの体調に異変はないか、環境の変化など気になる点はないかをあらためて確認しましょう。

もし体調に違和感を覚えたら、はやめに獣医師に相談してください。

出典:うさぎのしっぽ

 

その他の危険な仕草

仰向けに寝かすこと以外にも、うさぎを飼う際に気をつけたい仕草がいくつかあります。

以下ではその主な例をご紹介します。

キーキーと鳴く

うさぎは「プゥプゥ」「ブー」のように鼻を鳴らすことがあります。この中でも「キー」と高い声をあげているときは要注意。

強い痛みや苦しさ、恐怖などを感じている危険性があります。

すぐにうさぎの様子をチェックして、不調の可能性が見られたらすぐに動物病院へ相談しましょう。

 

耳を伏せ前歯をみせる

うさぎが耳を伏せて前歯をみせているときは、威嚇をしている合図です。

この仕草はほかのうさぎがいるときにおこなう可能性があります。

気が立っている状態なので、このままほうっておくとケンカがはじまり、ケガをしてしまう危険性があります。

もしもこの仕草がみられたら、すぐにうさぎ同士を引き離すようにしましょう。

そのほかのうさぎの仕草について、くわしくはこちらの記事をご覧ください。

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うさぎがリラックスしている状態とは

うさぎがリラックスをしているときには、基本的に仰向けにはなりません。

その代わり、いくつかの座りかた・寝かたがあるので、そちらを覚えておきましょう。

箱座り

うさぎが前足を折りたたんで座っている仕草は、「箱座り」と呼ばれています。

箱座りはすぐに立ち上がることができないため、リラックスをしている状態です。

 

ごろ寝

うさぎが後ろ足を伸ばして横になっている状態のことは「ごろ寝」と呼ばれています。

こちらもすぐに体制を整えることのできる姿勢ではないため、リラックスをしているときのみにする仕草でしょう。

 

コテン寝

うさぎが急に「コテン」と倒れるように寝転ぶことは、「コテン寝」または「バタン寝」と呼ばれています。

突然寝転ぶので驚くかもしれませんが、実は心配はいらず、むしろリラックスをしている証拠なのです。

うさぎの座りかた・寝かたについて、くわしくはこちらをご覧ください。

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うさぎを飼うときにオーナーさんが気をつけること

うさぎを飼うときには、飼い主さん自身が気をつけるべきことがあります。

以下ではとくに大事なポイントをご紹介します。

耳をもたない

うさぎの耳はとてもデリケート。血管や神経など、うさぎが生活するのにかかせない器官がぎゅっとつまっています。

そんな耳をつかんでしまうと、うさぎは大きなストレスを抱えてしまい、場合によってはケガをしてしまうかもしれません。

絶対にうさぎの耳をもたないようにしましょう。

 

必要なとき以外洗わない

うさぎは基本的にお風呂が必要ない動物です。むしろ、水やお湯に濡れることは大きなストレスになります。

極端なことをいえば、一生のうちに一度もお風呂に入れなくてもいい動物なのです。

そのため、極力うさぎを濡らしたり、洗ったりしないようにしましょう。

とはいえ、うんちがこびりついてしまうなど、どうしてもお湯洗いをしなければならないときはありますよね。

そういったときには、汚れてしまった部分をピンポイントに洗うようにしましょう。

うさぎの洗いかたについて、くわしくはこちらの記事をご覧ください。

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室温はうさぎにあわせる

うさぎのいる部屋の温度は、うさぎの過ごしやすい気温をキープすることが重要です。

とくにうさぎは暑さが苦手。夏場はエアコンを使用して、うさぎの体に負担をあたえないようにしましょう。

うさぎの適した温度は、18~24℃です。常にこの範囲から外れないように、温度調整をこまめにしましょう。

 

ケージの環境には常に気をつかう

ケージ内の環境に気をつかうことも、うさぎ飼いには大事なことです。

以下で具体的にしておきたいことを挙げます。

  • 牧草入れには常に牧草を補充しておく
  • 水は定期的に入れ替える
  • トイレは定期的に掃除をする
  • ケージ内に温湿度計を設置し、常に状態が確認できるようにする

これらをしっかりと心得て、うさぎにとって快適な環境を作りましょう。

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まとめ

今回はうさぎと仰向けの関係について解説をしました。重要なのは以下のポイント。

  • うさぎは基本的に仰向けにしてはならない
  • 仰向けにすると動けなくなり、これを不動化反射という
  • 仰向けにすると、骨や内臓に強い負担がかかる
  • 自分から仰向けになることはありえる
  • 本当にリラックスしている姿勢は別にある

一見かわいくみえる仰向けですが、実は危険な行為ということがわかっていただけたかと思います。

「見た目平気そうだから……」という理由だけで納得せず、正しい知識をもとにうさぎと向き合っていくことこそ、うさぎ飼いにはもっとも大切なことです。

 

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