うさぎの偽妊娠対策&対処法|20日以内の巣作りや5つの行動で見分ける

スポンサーリンク
うさぎ偽妊娠
スポンサーリンク

尾をしてないのに、うさぎが巣作りをはじめた! そんなときはありませんか? 実はそれ、病気ではなく偽妊娠という行動なのです。

想像妊娠ともいわれます。今回はその偽妊娠の原因や対処法、また避妊手術について徹底解説します。

うさぎの偽妊娠とは

うさぎ偽妊娠

性成熟をしたメスのうさぎは、ときおり「偽妊娠」といわれる行動をします。

いわゆる想像妊娠のことで、実際に妊娠をしていないのに妊娠をしたかのような行動をとることです。

こうなる原因や対策方法はちゃんとあるので、ある日突然偽妊娠になっても、あわてず落ち着いて対処するようにしましょう。

周期はいつからいつまで

うさぎの偽妊娠は、何かしらの原因をもとに誘発されるものなので、決まった周期があるわけではありません

ただ、一度偽妊娠が起こるとだいたい15〜20日ほどがその行動をとる期間です。もしこれ以上行動をとる場合は、本当に妊娠をしている可能性もあるので注意しましょう。

出典:町田修『ウサギの飼い方・楽しみ方』

偽妊娠のときの兆候

うさぎが偽妊娠をしたときには、兆候として以下のような特徴が見られます。

  • おっぱいが腫れる
  • 神経質かつ攻撃的になる
  • 巣作りをはじめる
  • 毛をむしるようになる

これらの行動は、妊娠をしたときとほぼ同じ。行動や見た目だけでは、妊娠か偽妊娠かを判断するのはなかなか難しいことです。

年齢はいくつからいくつまで偽妊娠がおこる?

偽妊娠がおこる年齢の正確なところははっきりとわかっていません。しかし、うさぎの性成熟は生後3か月前後。どんなにはやくとも、偽妊娠がおこるのは性成熟を迎えて以降とはいえるでしょう。

もしこの年齢よりも前に、おっぱいが腫れるなどの症状が見られた場合は、何かしらの疾患が考えられます。動物病院にて相談しましょう。

出典:田向健一『かわいいウサギの飼い方・育て方』

 

出血

うさぎに出血があったときには要注意。

うさぎには生理がなく、出血をともなう排卵もありません。そのため、生殖器から血が出ていた場合には妊娠・偽妊娠どちらかというのに関係なく、子宮や乳腺などの病気がある可能性があります

また、おしっこに血が混ざっている場合(血尿)にも、同じく何かしらの病気が考えられます。はやめに動物病院を受診しましょう。

出典:みんなのどうぶつ親子手帳

偽妊娠と本当の妊娠の見分けかた

偽妊娠と本当の妊娠を見分けるためには、まず交尾をおこなったかというのをきちんと見ておくことです。

うさぎはとても繁殖能力が高い動物。ちょっと目を離した隙にいつのまにか交尾をおこなっていて、妊娠をしてしまう……なんていうこともあります。

そういったことがないように、日頃からきちんとメスとオスのケージをわけておき、繁殖をさせたいときのみに接触をさせるようにしましょう。

これを踏まえると、偽妊娠と本当の妊娠が見分けられるようになります。

交尾がおこなわれていない場合、または繁殖能力のないオス相手との交尾だった場合はまず偽妊娠と見ていいでしょう。

また、期間から判断するのも大事。

妊娠にともなう行動を見せる期間は、本当の妊娠の場合は約1か月ですが、偽妊娠の場合は15〜20日と比較的短め。20日以内に、突然何事もなかったかのように普段通りに戻るのです。

もしそうなれば、妊娠ではなく偽妊娠である可能性が高いでしょう。

出典:町田修『ウサギの飼い方・楽しみ方』

偽妊娠したうさぎの4つの行動

うさぎが偽妊娠をすると、妊娠したときのような行動をとります。主な行動は以下の通りです。

  1. 巣作りをはじめる
  2. 食べなくなる
  3. 毛をむしる
  4. 床を掘る

どれもが実際に妊娠したときと同じ行動なので、これだけで見分けるのは困難です。しかし、交尾の有無で偽妊娠と判断できていれば、これらへの対処はとりやすくなります。

必要に応じて、一つひとつに対策を打っておきましょう。

1.巣作りをはじめる

偽妊娠をしたうさぎは、赤ちゃんを迎え入れるために巣作りをはじめます。

巣箱があれば巣箱に、なければケージの一角へ牧草を運び、自分の巣を作るのです。巣の素材として、自らの毛を抜くこともあります。

作った巣はどうなる?

偽妊娠により作られた巣は、当然赤ちゃんに使われることはありません。外で遊ばせるなどうさぎが巣にいない状態のときに、片づけてしまうようにしましょう。

 

2.食べなくなる

うさぎは偽妊娠をすると、食欲がおちることも。普段食べていたものや食べていた量を、急に食べられなくなります。

偽妊娠の状態が落ち着けば、普段どおりの食欲が戻ってくるはずなので、あまり心配はしなくても大丈夫です。

普段の量を食べないからといって、無理に食べさせないようにしましょう。

スポンサーリンク

3.口の中に毛がある

うさぎは先述した巣作りのために、自分の毛を引き抜くことかあります

これが偽妊娠の行動の中では一番よくないもので、ストレスがたまるなどのトラブルの可能性も。

また、巣にあつめた毛を誤って食べてしまうと、お腹に毛がつまる「毛球症」という病気を引き起こす可能性があります。

おもちゃなどで気をそらしたうえで、できるだけはやく巣から毛をとりはらってしまいましょう

 

4.床を掘る

うさぎの本能の関係上、偽妊娠をすると床を掘りだすことがあります。

ただ一心不乱に床を掘りだすこの行動、うさぎにとってはよいストレス解消になるものです。

極力やめさせないようにしましょう。

もし掘られて困る場合には、専用のマットなどのアイテムがあるので、そちらを活用していきましょう。

 

偽妊娠の対策

うさぎの偽妊娠の対策として、もっとも有効なのが「オスと接触させないこと」です。

繁殖をさせたい場合にはやむを得ませんが、そうでもないときにはむやみにオスに触れさせると、発情を促進してしまい偽妊娠を起こす可能性が高まってしまいます。

交尾やマウンティングなどの行動をおこなっていなくても、偽妊娠をする可能性は十分にあります。

友達と遊ばせるときや、多頭飼いをしているときには接触の管理をしっかりとおこないましょう。

 

偽妊娠の3つの対処法

いざ偽妊娠になってしまったときには、以下のことをおこなうとよいでしょう。

  • そっとしてあげる
  • 抱っこなどのスキンシップを控えめにする
  • うさぎのいないときに毛を取り除く
  • 牧草を多めに用意する

基本的には、ある一定の期間が過ぎれば自然と終わる行動なので、必要なことだけをして見守るのがよいでしょう。

偽妊娠のときは気が立っており、攻撃的になっています。うさぎに触れる時間は最低限にしましょう。

また、毛をむしるのはあまり好ましくない行動のため、あまり毛をむしらないように多めに牧草を用意し、巣作りをしやすいようにしてあげましょう。

ただし、飲み込むおそれがあるので毛だけは巣やケージ内から取り除くとよいです。

1.おもちゃをあたえる

偽妊娠の際には別のものでうさぎの気をそらすのも効果的。うさぎの好きなおやつ、またはおもちゃをあたえてみると、偽妊娠の症状が落ち着く可能性も。

何かお気に入りのものがあれば、一度試してみましょう。

 

2.エサの工夫をする

偽妊娠のときに毛をむしらないようにするためには、牧草に一工夫をするとよいです。

長めの牧草を用意すると、毛よりも牧草に気が向き、そちらを多くつかうようになります。

ただし、つかいやすい牧草を用意することによって巣作りがエスカレートしてしまう可能性があるので、そのような場合には逆に最低限の牧草だけを用意するようにしましょう。

出典:うさぎのしっぽ

3.偽妊娠を繰り返すときは

うさぎと暮らしていると、何度も偽妊娠を繰り返すということも起こり得ます。

そのようなときには、ほかのうさぎからマウンティングを受けていないか、生活リズムが安定しているかといったことに気を配ってください。

対策が万全なはずなのに、偽妊娠の行動が見られる場合には、何か別の理由が隠されているかも知れなく、詳しい判断は専門家にゆだねるしかありません。

一度環境を見直し、それでも改善が見られないようなら動物病院などで相談してみてください。

出典:うさぎのしっぽ

避妊手術も検討する

あまりにもうさぎが偽妊娠を繰り返す、また偽妊娠によって乳腺などに異常が出た場合には、避妊手術を検討することも必要です。

  • 偽妊娠をしなくなる
  • 性格がおちつく
  • 子宮の疾患にならなくなる

といったメリットはありますが、

  • 二度と繁殖ができなくなる
  • 全身麻酔をするのでうさぎに大きな負担がかかる。
  • 3〜7万円程度の費用がかかる

といったデメリットも。

メリットやデメリットひととおりを考え、動物病院でよく相談してから、手術をするようにしてください。

出典:田向健一『かわいいウサギの飼い方・育て方』

まとめ

今回はうさぎの偽妊娠についてご紹介しました。

重要なポイントは以下のとおりです。

  • メスのうさぎには偽妊娠という現象が起こることがある
  • 偽妊娠をすると妊娠したかのような行動をとる
  • 偽妊娠の期間は15~20日程度
  • 巣作りの毛は取り払うのがよい
  • 必要に応じて適切な対処を
  • 場合によっては避妊手術も検討する

偽妊娠はメスのうさぎはどうしてもなってしまいがちなもの。病気の原因になりえるものではありますが、基本的には見守ることが大事です。

しかし、何かあったときにはもちろん臨機応変な対応が必要。まずは知識を身につけて、適切な処置をできるようにしましょう。

スポンサーリンク

 

出典:みんなのどうぶつ親子手帳
出典:町田修『ウサギの飼い方・楽しみ方』
出典:田向健一『かわいいウサギの飼い方・育て方』
出典:うさぎのしっぽ

うさぎ好きライター紹介
津田沼 美沙

フリーライター。うさぎ大好き! うさぎのグッズ集めが趣味で、20匹ほどのうさぎぬいぐるみと一緒に暮らしています。好きなことは読書と散歩です。

津田沼 美沙をフォローする
うさぎ
スポンサーリンク
bunnylover(バニラバ)

コメント