うさぎにチョコレートは食べさせてはダメと聞くけれど、食べたらどうなるの?
うさぎが誤ってチョコを食べた場合、冷静に夜間救急動物病院に連れて行く必要があります。
そうならないために今回は、チョコレートのうさぎへの危険性や対策を徹底解説。うさぎの健康のために、早めの対策をしましょう。
うさぎにチョコレートは食べさせたらぜったいダメ!
うさぎにチョコレートは決してあたえてはいけません。
チョコレートにはカフェインやテオブロミンという物質が含まれており、これらはうさぎにとって有害。
命にかかわるほどの中毒症状を引き起こす可能性があります。
チョコレートは人間にとってはおいしい食べものです。しかし、うさぎにとっては怖いものであることをしっかり理解したうえで、うさぎがあやまって食べてしまわないように管理しましょう。
- カフェインを含むコーヒーやお茶
- テオブロミンを含むカカオ入りの食品
これらもぜったいに食べさせてはいけません。
テオブロミンはカカオの量と比例します。ビター系(カカオの含有量が多い)はとくに危険です。
「ちょっとだけならいいかな?」と気軽にあげたために取り返しのつかないことになってしまう恐れがあります。
チョコレート大好きなかたは、「食べたかけらが落ちていないか」など、気をつけましょう。
出典:田向健一『かわいいウサギ 飼い方・育て方』
うさぎがチョコレートを食べたときになる症状
うさぎがチョコレートを食べてしまうと、
- 過度の興奮
- 下痢などの消化器官の症状
- けいれんや発作などの神経症状
- 脱水症状
などの症状が見られるようになります。
食べる量が多いと昏睡状態になり、最悪死亡することもあります。
もしこれらの症状を見つけたら、チョコレートを食べてしまった可能性があるので、すぐに対応しましょう。
出典:うさぎのしっぽ
うさぎがチョコレートを食べてしまったら
うさぎがチョコレートを食べてしまったら、なによりもすぐに対応をすることが肝心です。
すぐに動物病院に連れて行きましょう。
- 動物病院に行く
- チョコレートを持参する
このふたつは必ずおこないましょう。
どんなに気をつけていても、起こってしまうことはあると思います。だからこそ、今起こってしまったことに対する即急な対応が大事なことになります。
うさぎの命を守るためにも、以下のことをおこなってください。
まずすること「動物病院に行く」
まずしたいことは、すぐに動物病院に行くこと。
チョコレートの中毒症状は消化されてから起こるので、「大丈夫そうだし……」とほうっておくと、後からとり返しのつかないことになる可能性も。
また食べてしまったチョコレートがわかる場合は、そのチョコレートを病院へ持参することも大事。
複数の候補がある場合や、検討がつかない場合は、無理におこなわなくても大丈夫です。しかし、食べてしまったチョコレートが特定できれば獣医師の手助けになります。
動物病院へ
動物病院へ行く前に、病院へうさぎがチョコレートを食べてしまったことを電話で連絡を入れておくと安心です。
「かならずしなくてはならない」というわけではありませんが、事前に連絡を入れておくと円滑な診察をおこなってくれます。
まとめ
今回はうさぎにあたえるチョコレートの危険性についてご紹介しました。
うさぎが誤ってチョコレートを食べてしまうと、中毒症状をおこす可能性があります。
重要なポイントを確認して動物病院へ行きましょう。以下のとおりです。
- うさぎにチョコレートは大変危険
- 食べてしまったらすぐに病院へ
うさぎのトラブルには、早めの対策が肝要です。日頃から、かかりつけの病院の把握を忘れずに。
出典:うさぎのしっぽ
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