うさぎの耳はなぜ長い?5つの動きで気持ちを表現。耳を持つとダメな3つの理由

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うさぎの耳
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さぎといえば、長い耳がうさぎのチャームポイントのひとつですよね。

うさぎファンならばだれもがキュンとしてしまう、うさぎの耳と顔をクシクシする仕草は、何度みてもかわいくてたまらないですね!

そんなうさぎの耳が長い理由は、体温調節したり、音を聞いたり、近くの敵から逃げたり……と、ものすごく大切な役割があるということを知っていましたか?

チャームポイントではありますが、かわいいからといって、耳を持ってはダメ!  うさぎにとって、耳はとても大事な場所です。

今回は、うさぎの耳が長い理由や耳に関する雑学をお伝えします。 今回は、うさぎの耳が長い理由や耳に関する雑学、またうさぎの耳の病気についてお伝えします。

うさぎの耳が長い理由

うさぎ耳

なぜ、うさぎの耳はあんなにも長いのでしょうか。
ただかわいいチャームポイントとしてだけではなく、うさぎの耳が長いのには、ちゃんと理由があります。

それは、まわりの音をよく聞くためです。

野生のうさぎは、猛獣から狙われてしまうため、自分の身は自分で守らなければなりません。そのため、体のいろんな部分を使い、情報収集をしています。とくにあの長い耳は、人間には聞き取れないような高周波も小さな物音も聞くことができるレーダー。

野生のうさぎにとっては自分の身を守る立派な武器になっています。

また、物音をキャッチする以外にも、熱を体外に放出するという機能もあります。

人間は暑いとき、汗をかくことで体温調整をおこないますが、うさぎはほとんど汗をかきません。
うさぎの耳には大量の血管がとおっています。この血管に風をあてると、中の血液を冷ますことができます。

汗をかかない代わりに、このようにして体温調整をおこなっているのです。

飼いうさぎは、飼い主さんがしっかりと守ってあげなければなりません。しかし、飼いうさぎを観察していると、いつも耳が動いていたり、鼻をピクピクさせたり、目を開けて眠っていたりしていますよね。あれはまわりの情報収集

一見、か弱くみえるうさぎですが、飼いうさぎにも、自分の身は自分で守るという本能はしっかりと受け継がれています。

出典:学研キッズネット

うさぎの耳を持つことは禁止!理由は3つ

うさぎの耳を持つことは絶対にNG! たまに、「抱っこするときは耳を持つ」と思っている人もいるようですが、それはまちがいです。耳をつかんでしまうと、うさぎの体に悪いことばかり。そして飼い主さんにもよくないことばかりです。

耳を持つことによるデメリットは以下のとおり。しっかりと胸に刻んでおきましょう。

  1. 耳は薄くとってもデリケート
  2. 体温調節のための大切な場
  3. 信頼関係が失われる!

1.耳は薄くとってもデリケート

うさぎの耳はとてもデリケート。こまかい血管がたくさん集まっているため、耳を強く触ったりつかんだりすると耳を傷つけてしまいます。

またうさぎの耳にはかたい骨がなく、軟骨と筋肉のみで成り立っています。刺激に弱いのはこのためでもあります。
いったん傷ついてしまうと、そこから化膿してひどい病気になることも。うさぎの体を傷つけてしまう可能性のあることは絶対にやめましょう。

 

2.体温調節のための大切な場所

うさぎは、耳で体温調節をおこないます。耳をつかんでいては、うまく体温調節ができずに、熱中症などの症状になってしまうこともあります。とても大事な役割をしているので、それをさまたげるようなことをしてはいけません。

 

3.信頼関係が失われる!

うさぎは本来、野生の生きものです。耳を強くつかまれると、「攻撃されている!」と思い、せっかく信頼関係を築いていたとしても一瞬で失われてしまいます。そもそも、耳をつかむという行為自体、とてもかわいがっているとは思えませんよね。

耳をつかむということは、うさぎにとって負担になり、いやがる行為だということをわかっていただけたでしょうか。また、ただでさえストレスを感じやすい動物です。耳をつかまれるなんてことがあれば、かなりのストレスがかかってしまいます。

うさぎ好きさんはもちろんおわかりだと思いますが、爪切りなど、いやがってもしなければならないしつけもあります。
しかし、その結果うさぎを傷つけること、かけなくてもいい負担をかけることがあってはなりません。うさぎがいやがることは絶対にしないようにしましょう。

 

うさぎの気持ちは耳でわかります【厳選】5つの動きかた

うさぎは、感情表現がとても豊かな動物です。いろんな仕草や行動で感情を表しますが、耳でも感情表現しているって知っていましたか?

  • 飼いはじめてまだ緊張しているとき
  • はじめての場所で不安なとき
  • 大きな音に警戒しているとき
  • リラックスしているとき
  • うれしいとき

など、耳で自分の気持ちを表しています。また、立ち耳うさぎ、垂れ耳うさぎの種類によって、耳の機能はおなじですが、動かしかたが微妙にちがいます。私は以前、ホーランドロップという垂れ耳うさぎと遊んだときに、「垂れ耳でもこんなに耳が動くんだ!」とビックリしました。

うさぎの耳の動かしかたによっては、さまざまな意味があります。

両耳がピン!と立っている

集中してまわりの音を聞いています。

また、暑いときも耳をピンと立て体温の調節をします。

 

垂れ耳うさぎは耳で目をかくす

垂れ耳うさぎは、立ち耳うさぎのように耳をピンと立てることはできませんが、耳を前に動かしてまわりの音を聞きます。それが目をかくしているような姿にみえます。

 

片方だけ耳が垂れる

もう片方の耳だけでまわりの音を聞いています。

警戒しているというより、リラックスしているけれども少し気になる音がして、片耳だけで音を探っている様子です。

 

耳をふせている

体を伸ばして耳をふせていたら、リラックスしています。

体が緊張していて耳をふせていたら、体を小さくして自分を守ろうと警戒している様子です。また、寒いときにも耳をふせ、体温の調節をします。

 

耳が左右別々の方向にむいている

片耳だけが垂れることからもわかるように、うさぎは左右の耳を別々に動かせます。警戒して、耳だけをいろんな方向に動かして、全方向からさまざまな音を聞いています。

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うさぎの耳の役割

うさぎは長い耳でまわりの音を聞くだけではなく、耳で体温調節をおこないます。

そのため、うさぎの耳は体調を整えるためにも非常に重要な役割をしています。

垂れ耳うさぎの場合は、自分で耳を持ち上げられない種類の子もいますので、夏場はとくに熱がこもりやすくなるため、やさしく持ち上げてあげましょう。

血管に血液を流して体温調節

うさぎは、暑いときには耳の血管に血液を流して、耳を使って放熱します。そのため、耳は常に空気に触れられるようになっていないといけません。

 

耳をふせて体温調節

寒いときには耳をふせ、体温がにげないようにしています。

赤みが強く、熱くなっているときは熱中症の危険が、白っぽく冷たくなっているときは寒すぎる可能性があるので、部屋の温度を確認して適温にしましょう。

 

イングリッシュロップは耳が垂れているけど大丈夫?

うさぎは体温調節が苦手です。とくにイングリッシュロップなどの大きくて長い耳を持つ種類は、自分で耳を上げることはなかなかむずかしいです。

耳が蒸れてしまうと、外耳炎などの耳の病気にかかりやすくなってしまいます。そのため、垂れ耳の品種を飼うときには耳のケアが必須です。

梅雨の時期や夏場の暑い日などは、耳まで入る大きめの冷却マットをひいたり、飼い主さんがたまにやさしく持ち上げたりして、体温調節してあげましょう。

また、うさぎの耳にはさまざまな機能があります。耳がふさがっているようにみえる垂れ耳のうさぎは、その機能を十分に生かせないのでは? と考えてしまうかもしれません。

しかし結論からいうと、垂れ耳のうさぎもきちんとした機能を持っています。

垂れ耳うさぎの中でも、イングリッシュロップという種類のうさぎは、体の大きい大型種で、とっても大きくて長い耳を持っています。また、もっとも古い種類のうさぎで、垂れ耳うさぎのルーツといわれています。

垂れ耳うさぎの耳も、立ち耳うさぎとおなじように小さな音まで聞き取ることができる、すぐれた機能を備えています。

 

うさぎの耳の病気

特徴的なうさぎの耳。この耳にも、もちろん病気は存在します。

あなたのうさぎには以下のような症状はみられていませんか?

  • ひんぱんに頭をふっている
  • 耳をたくさんかいている
  • 飼い主さんがみて耳の中がよごれている

もしこれらに心当たりがある場合は、耳ダニ症・外耳炎・内耳炎・神経症など耳の病気にかかっていることがあります。

耳の病気のおもな原因として、細菌やダニなどが寄生してしまうことがあげられます。

症状はかゆみや発疹、フケ、かさぶたなど。うさぎが自分でかじったり引っかいたりして悪化してしまうこともあります。

うさぎの耳はとてもデリケート。そのため、とても繊細な治療を必要とします。

耳の病気の種類はそれほど多くありません。しかしながらに、ほうっておくと治療が困難になる場合があります。

ただの外耳炎とみくびっていると、首が傾いたまま戻らなくなってしまう「斜頸(しゃけい)」がみられるようになるなど、症状が悪化してしまう可能性も。

耳を気にしている様子があれば、早めに病院へいってみてもらってください。

出典:石川台どうぶつ病院

まとめ

「うさぎは耳が長い」と、あたりまえのように感じていたことにも、動物ならではのちゃんとした意味があります。

どんな音でも聞きわける高性能レーダーは最大の武器!健康維持にかかせない体温調節は、あのモフモフの体の中で唯一、皮膚が薄い耳でなければできませんね。

どちらもうさぎにとって大切な機能です。

そんな大切な役割を持っていてデリケートな耳を、つかむなんてことは絶対にしてはダメ! ということはもうおわかりですね。

うさぎを傷つけるようないやがることをせず、信頼関係を築いて仲良くなれたら、耳の動きでうさぎが今なにを思っているのかわかるようになりますよ!

うちの子はよく、寝ころがっているときに名前をよぶと、片耳だけこちらにむけ、またすぐ元の位置に戻します。さて、これはなにを思っているでしょう?

うさぎの耳をよーく観察してみてください。その子だけの気持ちの表しかたが、きっとみつかりますよ!

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出典:学研キッズネット

出典:もっともっと知りたいうさぎのきもち うさ語レッスン帖 一級愛玩動物飼養管理士 中山ますみ・監修

うさ語辞典 [監修]らびっとわぁるど 中山ますみ

もっと知りたいうさぎの秘密「うさごころ」がわかる本 シャンテどうぶつ診療所 寺尾順子 監修 井口病院 イラスト

出典:石川台どうぶつ病院

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